今回は占い師Q&Aです。
わたしたち占い師がプライベートでの友人によく聞かれる質問の一つに、「占い師って、どんなことを占ってほしいっていわれるの?」というものがあります。
要は、「占い師はどんな悩みを相談されて占うのか」ということですね。
おそらくは、読者様の予想とそう外れてはいない回答にはなるかと思いますが、今回はこれについてお答えしていきたいと思います。
恋の悩みを占うことが多い
おそらく、最も多いものはどなた様もお分かりになるのではないかと思います。
そう、恋の悩みですね。
占いのお客様というのは、対面占いでも電話占いでも、基本的には9割がた女性ということになります。
さらにいえば、年代も20代~40代の女性がほとんどです。
この客層から言っても分かる通り、ほとんどのお客様が一番気になさるのが、恋の行方です。
基本的には、「片思いの男性が居るんですけど、成就の可能性はあるんでしょうか?」とか、「今付き合っている彼氏は、私と結婚する気があるんでしょうか」とか、「彼氏との相性はどうなのでしょうか」などの一般的な恋の悩みが多くを占めます。
しかしながら、中には不倫の悩みだったり、復縁の可能性だったり、恋の悩みは恋の悩みでも割と深めなものを相談されることも多いです。
占い師の私が言うのもなんですが、占いって、どうしても怪しいイメージがあります。
その占いに頼る時点で、かなり悩みが深いことが多い、というのが実情ですね。
なお、私がご相談いただいた中で一番深い「恋の悩み」は、血縁関係にある人を愛してしまったという悩みでした。
まさに禁じられた愛というわけですね。
恐ろしいことを、と思うかもしれませんが、占い師を長くやっているとこういうこともあります。
転職・適職(天職)の悩み相談もメジャー
他にメジャーな話題で言えば、仕事の話です。
自営業の経営者の方から「新規事業はどんなジャンルにすべきか」と聞かれることもありますが、これは割とレアなケース。
多くは、勤め人をしている方から「転職すべきか」や「自分の適職(天職)は何か」を聞かれることが多いですね。
これは非常にわかりやすい例ですから、これ以上の解説はいらないでしょう。
引っ越しや転職の方位についても占う
占いというより「風水」めいてきますが、引っ越しの時期や、方角について問われることもあります。
古文の授業でよく出てきたかと思いますが、「方違え」という習慣が日本にはありました。(中国発祥ですが)
これは、特に平安時代の陰陽師(占い・天文・時・暦の編纂を担当する陰陽寮に所属した人たち)が重視した考え方で、方角に吉凶があるという考え方です。
平安時代に「凶」の方角(これは時により変わる)に向かう際には、方違えを踏まえて移動を行いました。
つまり、東に行くのが凶であれば、まず北東に行ってから南東に向かうことで、少し方位をずらしたのですね。
このように、占いは方角と深い関係を持っており、風水などでは現在でもかなり重視されています。
引っ越しの際や、転職の際、こういった方位を気にする方は現代でも意外と多く、その相談を受けることも意外に多いですね。
いじめの悩み(終わる可能性や終わらせ方)を占うことも
あと、占いで意外に多いのが「いじめ」の話題。
社会人になってからのいじめというのはあまり相談する人がおらず、占い師にご相談下さる方が多いです。
想像に難くないと思いますが、20代~30代の女性が、お局様に意地悪されている(いじめられている)とか、セクハラ、パワハラを受けている、などのケースが多いですね。
もちろん、学校でのいじめについて本人から相談を受けることもありますし、親御さんが代わりに来て下さることもあります。
こういった「いじめ」というのは本人やご家族からすれば死活問題なので、教師に頼ってダメな場合には、転校などのオプションを携えて占い師に相談下さる方がいます。
占い師に来る悩みにはかなり深いものも多い
以上、恋の悩みや仕事の悩み(転職・適職)、引っ越しの方角やいじめなど、占い師が占いを依頼される分野は多岐にわたります。
「血縁を愛してしまった」というのはさすがに珍しいですが、こういうレベルの非常に深い悩みをご相談いただくこともあり、実はなかなかハードな会話になることも多いです。
相手は100%真剣であり、時には人生や、社会人としての地位や名誉がかかっていることも多い。
だからこそ、占い師という仕事は難しいなと思いますし、やりがいがあるなとも思う毎日です。
あなたの参考になれば幸いです。
紫聖
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