今回は占い師Q&Aです。

 

占い師として、占い好きのお客様によく聞かれるのが、「テレビや新聞、雑誌の占いって信用できるんですか?」というのがあります。

 

朝のテレビの「今日の運勢」や「本日のラッキーカラー」を聞いてから仕事に行く、という人は特に女性だと多いですよね。

今回は、この質問に答えてみたいと思います。

 

答えは否。テレビの占いは信用できない

とはいえ、この質問の答えは、占いが好きな人なら正直、分かってしまっているのではないでしょうか。

答えは、信用できない。つまりNOです。

 

理由はいかようにも説明できるのですが、一番大きいところから説明してみましょう。

要は、ほとんどの場合、占いとして成立しないのです。

 

これは、テレビで占えたら(私のような)プロの占い師が食べていけないから、ポジショントークで言っているわけではありません(笑)

きちんとした理由があります。

 

卜占と相占は1対1でないと不可能

占いには、命占、卜占、相占の大きな3分類があります。

(この分類について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をお読みください→占いの大分類-命占、卜占、相占について

 

このうち、実は生年月日から運命を知る命占については、テレビや新聞、雑誌でもある程度は可能です。

実際、多くの「テレビや新聞、雑誌」の占いは命占です。星座占い(と言う名の西洋占星術のまがいもの)が多いのも、それが理由です。

 

ただし、卜占と相占は無理です。

 

卜占はランダムに見える結果から占う占い方、相占は人相や手相など、姿かたちから占う占い方でしたね。

具体的には、タロット占い、易占などがそれにあたります。

 

卜占は、相談者(=お客様)の悩みを聞いたうえで、その時のカードの並び(タロット占い)、竹の別れ方(易占)などで占っていくものですよね。

 

ですから、卜占は1対1で、かつ何の悩みに対して占うのかを明らかにしてもらわないと、絶対に占えないのです。

 

しかも、タロットを単純に引いただけでなく、ケルト十字などで正式に占うと何枚ものカードが出てきますから、「解釈」の余地が入ります。

 

要は、占い師の霊感・直観の入り込む余地があり、これが「当たる占い師と当たらない素人同然の占い師」を分けているわけですね。

 

当然ながら、テレビや新聞、雑誌では解釈もできません。霊感が全く入っていない占いになるんですね。

そもそも何にもできないですし、当たるはずもないんですね。(もちろん、偶然当たることはありますよ)

 

相占も無理です。人相占い、手相占い、家相占いなど「相」がつく占いです。これには筆跡占いも含みます。

相占は、相、つまり形で占うので、あなたの顔や手の相が分からないと、占えないのです。

 

命占も不完全。星座占いはまがいもの

しかしながら、生年月日から運命を占う命占ならできるのではないか、と思う方もいるかもしれません。

 

しかしながら、テレビで紹介されることの多い「星座占い」というのは、西洋占星術のほんの一部に過ぎません。

あまりにも一部すぎて、まがいもの(偽物)と言っても良いくらいなのです。

 

実は、星座占いというのは生まれた月に太陽がどこにあったかというので、「てんびん座」とか「水瓶座」とか言っています。

 

しかしながら、本式の西洋占星術においては、生まれた時の太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の位置関係を利用します。

 

それぞれの位置関係を視ますので、本式の西洋占星術と言うのは占いの中でも特に体系だっていて複雑なものになります。

ですから、学ぶのに(マスターするのに)相当時間がかかる占いなのです。

 

実際、今は誕生時の各星の位置はコンピューターソフトで把握したうえで占うのが主流です。

特に、サヴィアン(西洋占星術の分派)なんて相当精密に占いますからね。

 

太陽がどこにあったかのみ、しかも月単位での把握という超・おおざっぱな占いで運命が分かってしまったら、四柱推命や西洋占星術の複雑な体系を極めた占い師は相当怒るでしょうね(笑)

 

まとめ:テレビや雑誌、新聞の占いはエンタメ

対面や電話での1対1の占いが本式の占いだとしたら、テレビや雑誌、新聞の占いはエンターテインメントだと思うべきです。

この2つは、まったく別物だととらえた方がいいでしょう。

 

テレビや雑誌、新聞の占いを批判するつもりはありません。

1位になったら気分がいいし、そういう効果があるなら存在価値はありますよね。

 

しかし、それは占いとしての価値ではありえず、「なんかアガる」エンターテインメント、運試しとしての価値でしょう。

 

あと2つだけ、テレビや新聞、雑誌の占いに関して知っていることを述べます。

 

一つは、テレビや新聞、雑誌の占いはほとんど占い師ではなくライターが書いています

監修は占い師の名前かもしれませんし、雑誌と言っても占い雑誌や占い特集はさすがに占い師が実際に書いていますけどね。

 

もう一つは、テレビの占いにおいて、ラッキーカラーやラッキーアイテムといった「ラッキー○○」は特に滅茶苦茶だということ。

 

五行の考え方を応用し、たとえば水のアイテム、青や冷たいものが良いなどというアドバイスはあり得ます。易占でいえば、坤為地などが出て「上司や親など目上の人には従うこと」という場合もあるでしょう。

 

しかしながら、最近のテレビはネタがなくなったのか、変なアイテムや人をラッキーアイテムとかラッキーパーソンにしているので、基本的には信じないことです。なぜそれがラッキーなのか、プロの占い師でも意味が分からない場合が多いです。

 

紫聖

 

ココナラ電話占い

 

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