動物占い、ってご存知ですか?
インチキ占いに見せかけて結構当たってしまうので、一時期、かなり流行りました。
でも、なぜ当たるのか、根拠は何なのか、意外と知られていません。
今回は、「動物占いの根拠は四柱推命?なぜ当たる?」をお送りします。
動物占いとは
まず、動物占いとは何かについて、簡単に触れておきましょう。
「動物占い(R)」は(株)ノラコムによって生み出された占いで、(R)が付いていることからも分かるとおり、登録された商標です。
とはいえ、占い界で商標登録されているのは珍しいことではありません。
例えばですが、有名なキーワードで言えば「細木数子」「六星占術」「大殺界」なども商標登録されています。
動物占いについては、公式ページに説明があります。引用しましょう。
動物占いは、生年月日から分かるその人の性格や運勢を、ライオン、チータ、ペガサス、ゾウ、猿、狼、子守熊、虎、黒ひょう、ひつじ、たぬき、こじか の12の動物キャラに分類して分析したものです。
そのなかで最も基本となる占いが、12キャラチェキです。12キャラチェキで基本となる動物キャラを調べることができます。
さらに、色(アニマルカラー)で細分化し、内面に潜む5つの動物キャラ(5アニマル)で多面的に分析することで、もっと深く自分や相手のことを知ることができます。動物占い(R)公式サイト
これだけ読むと、何の根拠もないインチキ占いを生み出したのかな?と思いますよね。
しかし、意外や意外、これが当たると評判を呼び、1999年頃には一時ブームとなりました。
動物占いの根拠は四柱推命
なぜ、動物占いは当たったのか?
ただの「それっぽく作った新作の占い」ではないのか?
実は、動物占いは適当に作られたものではありません。
それどころか、「命占の王」と呼ばれる東洋占術の深奥「四柱推命」をもとにして作られているのです。
実はこのことは、Wikipediaにも書いてあります。
陰陽五行思想を基にした四柱推命の十二運星を動物名に置き換えたものを中心に日本で生み出された。(中略)
基本的には12の動物と4つのグループに分けられる。1999年頃にブームとなり、性格診断、相性診断、恋愛占いができるものなど様々な動物占いが誕生し、派生した占いも多数ある。
なお、「動物占い(R)」は(株)ノラコムの登録商標である。Wikipedia「動物占い」
動物占いは四柱推命の簡略版
Wikipediaや公式サイトに詳しく書いてありますので、ここで動物占いのやり方を解説することはしません。
あくまでこの記事では、動物占いの根拠がどこにあるか、にフォーカスします。
その答えは「四柱推命」とすでに出てしまったわけですが、動物占いと四柱推命には大きな違いがあります。
それは、動物占いは四柱推命の簡略版だということです。
単純に、四柱推命の難しい単語に動物を当てはめて親しみやすくしました、というものではありません。
四柱推命の一部を抜き出し、そこに動物の名前を付けて占いやすくしたものなのです。
これは、西洋占星術と星座占いの関係に似ています。
西洋占星術では、生まれた時の様々な惑星の位置を利用し、それぞれの星の位置関係を含めた複雑な鑑定を行います。
(複雑なので、現在はコンピューターソフトで行うことが多い)
これを簡略化し、生まれた時の太陽の位置だけで運命を簡易的に出すようにした「簡易版」が、星座占いなのです。
これとは違う簡略化の仕方ですが、四柱推命と動物占いの関係も、これに近いです。
動物占いがなぜ当たるのか、その根拠まとめ
というわけで、動物占いがなぜ(なんとなく)当たるかの根拠は、命占の王と呼ばれる「四柱推命」の一部だからです。
星座占いが「なんとなーく当たる」のも、西洋占星術の一部だからです。
動物占いも星座占いも完全なものではありませんので、なんとなくではなく「ちゃんと当てる」ためには、本物の四柱推命や西洋占星術で鑑定する必要があります。
しかし、四柱推命は東洋一、西洋占星術は西洋一の「高度に発展した体系」を持つ占術です。
つまり、四柱推命も西洋占星術も超メジャーな占いなので本はたくさん出ているのですが、学習にはとても時間がかかるのです。
ですので、動物占いや星座占いほど自分で簡単にできるとは思わない方がいいです。
よって、動物占いや星座占いのような不完全な占いではなく、ホンモノを受けたいとき。
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