都内某所、占いの館。

思いつめた中年女性が、私の目の前に座る。

 

こんなに思い詰めるなんて、不倫の悩みだろうか。

それとも、復縁の悩みだろうか。

 

実は、息子がいじめられていて…

 

占い師になる前は、占いでは恋の悩みを相談する女性ばかりだと思っていました。

それは確かにそうだったのですが、本当にお客様が深刻そうな場合、「いじめ」の可能性が高いということを、占い師になってから知りました。

 

今回は、いじめの話題。

現役占い師から見た、「いじめの占いで、死ぬほど大切なこと」をお送りいたします。

 

占いに持ち込まれるいじめの2パターン

周知の事実ですが、主に占いを利用するのは、女性です。

実際、恋愛だけでなく、いじめをご相談いただくのも、多くの場合は女性からです。

 

そして、女性から相談されるいじめには、大きく2パターンあります。

一つは、「子供がいじめられていること」で、もう一つは「(職場や家庭で)自分がいじめられていること」です。

 

前者の場合であれば、お子さんが同級生や先輩にいじめられている、という相談。

後者の場合であれば、相手はお局様と姑が2大いじめっこになります。

 

この2パターンのいじめでは、緊急度はもちろんのこと、解決法が違います。

必然的に、占いの有効性や関われる範囲も異なってきますので、ここからその2つの場合について、ご説明します。

 

(職場や家庭で)自分がいじめられている場合の占い活用

まず、自分がいじめられている場合について。

原因は何にせよ(思い当たらないにせよ)、職場で先輩から意地悪をされているとか、家庭で姑に根拠のない小言を言われ続けるなどの場合です。

 

この場合は、占いが役に立つことが多いと思います。

 

なぜいじめられるのかの原因を特定するのにも、占いは使えます。

いじめている相手の心理や、このまま放っておくといじめはどうなるのか、そしていじめを防ぐ方法まで、方向性を出すことが出来ます。

 

ただし、占い師は魔法使いではありません。

いじめている人の気持ちを変えて、あなたに(悪い意味での)関心を抱くのを止めさせることは出来ません。

 

いじめは、基本的には自分で解決する必要があります。

 

その解決の際に、原因や解決策が明らかになっているに越したことはありません。

ですのでご相談いただくのはありがたいし効果があると思いますが、そのアドバイスを実行するのは自分だということは覚えておいていただきたいです。

 

子どもがいじめられている場合は緊急で深刻

一方で、子どもがいじめられている場合には、より事態が深刻です。

 

大人のいじめもひどいですが、人事への相談(告発)や法的手段、転職、離婚、夜逃げなど、手段が全く見えないものではありません。

(もちろん、これらが簡単な決断とは口が裂けても言いません)

 

しかしながら、子供のいじめは強烈です。

やり口の悪辣さはともかくとして、緊急度や深刻さの度合いが大きいからです。

 

活動時間のほとんどを占める場所(大人なら職場や家庭、子供なら学校)でいじめられるのは同じ。

しかし、子供には逃げる手段すら思いつかないという点が違います。

 

学校を辞められるのか?

 

子どもは、義務教育はやめられない、というような「決まり」を実によく知ってしまっています。

「転校する」ということを親が許容するかどうかさえ悩まず、「そもそも選択肢にない」こともあります。

 

「命が一番大事だから、迷うことない」といじめられている時から思える子供は少ないです。

これは、親が考え、言ってあげなければいけないことです。

 

親や教師に相談できるのか?

 

子どもにもプライドはあります。「いじめられている」と言える子どもばかりではありません。

残念ながら、信頼できる教師ばかりでもありません。

 

お子さんはいじめで死の危険に瀕している

まず、お子さんは死の危険に瀕していると思ってください。

自殺に追い込まれるのも殺人なので、そうなりうる状態にあり、その危機に瀕しているということです。

 

占い師の私が言うのはよくないと思いますが、はっきり言って占っている場合でないことが多いです。

 

子どもが殺人犯に追われているときに、「子供が今にも殺されそうで…私は一体どうしたらいいのでしょう?」と占い師に相談していたら狂っていますよね。

早く警察にいくか、さもなくば自分でなりふり構わず守れ、という感じだと思います。

 

もちろん、いじめはそこまでの超・緊急事態だとはいいません。

言いませんが、命や尊厳にかかわりうる事態であることは明白ですし、もうアクションはいくつかしかないでしょう。

 

転校か、いじめを完全に辞めさせるために強く介入するか

もちろん、いじめが完全になくなるのかや、担任や学校側が信頼できる人なのか、加害者や加害者の親はどういう人物なのかも含めての総合判断です。

 

すでに何かに悩むのではなく、アクションを起こすときです。

そして、その判断材料はあなたの関知する範囲(教師の情報、学校の情報、いじめっ子やその親の情報等)にあります。

 

繰り返しになりますが、正直、占ってる場合じゃないケースがほとんどです。

 

いじめで占いは場合による。行動する覚悟を

というわけで、いじめの占いは、自分がいじめられている場合にはおすすめできます。

しかし、子どもがいじめられている場合の多くには推奨出来ません。

 

私は、「占いは、当てられる人(=本物の霊感を持つ占い師)でも8割」とよく言っています。

 

占い師が「放っておけばいじめっ子は去ると出ている」と言うかもしれませんが、当たる占い師でも的中率は8割です。

 

占い結果をうのみにして放置した結果、お子さんに何かがあったらどうしますか

 

「いじめられているかどうか?」なら占いには適しています。

しかし、「いじめられているのが確定」なら、もはや占いの段階ではないと思います。

 

占いは、悩みにこたえるものです。

 

いじめられているのかどうかを悩んでいるなら、答えます。

しかし、いじめられていることが確定の子を助けることに、悩む余地がありますか?

 

確かに助け方のバリエーションはあるかもしれませんが、方法は限られている(=悩む余地が少ない)うえに、外れた時のダメージが甚大です。

何より、霊感で情報を引き出す占い師より、よほど確実な情報を持っているはずです。

 

不倫相手の本音や転職したらどうなるかの未来情報なら、占い師のほうが情報が多いこともあるでしょう。

しかし、「いじめ」解決に必要な情報は、相手の気持ちや未来の情報ではなく、「今、生命や尊厳の危機に瀕している」ということで充分ではないでしょうか。

 

お子さんがいじめられているのであれば、悩むときは終わりました。

救ってあげる、が選択肢です。あなたが考え得る最善の行動が、唯一の選択肢です。

 

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