今回は読者様からいただいた「京都かなえやの護符」の体験談をご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ!
- 京都かなえやの護符の評判・口コミや実際の体験談を知りたい方
- 京都かなえやの護符に効果があるのないのかを知りたい方
- 身近な方が狐などの低級霊に憑りつかれて悩んでいる方
これはすべて実家で起きた、実話の体験談です。
30代後半の女性です。
今からお話することは少し信じがたいところがあると思いますが、すべて実話です。
私は20代の初めに実家を出て遠方に暮らしていたのですが、ある夏に久しぶりに帰省した所、古い実家の様相が変わっていたのでぎょっとした経験があります。
もともと木造で薄暗い、陰気な家でしたが、玄関から入って行くと、全ての部屋という部屋の壁に、お札のようなものがべたべたとはりつけられているのが見えました。
地元の神社でお正月にいただくような神札も含まれていましたが、今まで見たことのない不思議な形態で、文字としてもさっぱり読めないようなものがたくさん混じっていたのです。
母が狐に憑りつかれていた。霊障で奇妙な言動
落ち着いてから両親にこのことをたずねると、真剣な面持ちで「実は、お母さんが狐に憑りつかれていたんだよ」と打ち明けられたのです。
私の一家は霊感はあまりありませんが、もともと方位や神仏を尊重し、日本古来の万物信仰を自然に受け入れた生活をしていました。
宗教的と言うよりは、霊的なものをよりリスペクトしているだけでしたが、こういった形ではっきりと「憑かれた」とつげられたのは初めてのことでした。
両親によると、その時から10か月くらいさかのぼった時期から、母(当時50代半ば)が急にめまいや吐き気、ずっしりと重みを感じるような肩こりを訴え出したのです。
同居していた父方の祖母は、「馬鹿ね、ただの更年期障害よ!」と切り捨て、それまで通りに風当たりのきつい態度で母に接し続けました。
仕事一筋の父も全く心配しなかったのですが、しばらくすると母の態度に奇妙な言動が混じり始めました。
それまでは苦手だった肉をむさぼり食べるようになり、家の者や近所の人と話す際にも目がうつろになり、変な叫び声をあげることもたびたびあったそうです。
母は獣の様な形相で人に噛みついた。祟りは存在する
極めつけに、祖母や父に文字通り「かみついた」のです。
それまではきちんとしていた家事がおろそかになり、汚れものが放置されるようになったので祖母がそれを見とがめました。
すると、母は獣のような形相で、祖母の腕にがぶっとかみつきました。それを慌てて制止しようとした父の手にもまた、かみついたのです。
噛みついた後に振り払われ、そのまま母は倒れて失神状態に。
救急車で病院に運ばれ、心療内科などの診察を受けると「更年期障害に、日々のストレスがたまって過労状態になっていたんでしょう」と言われたのです。
翌日帰ってきて、父と祖母にこの事を言われた母は泣き出しました。
「まるで何も覚えていない、私じゃない誰かが私の中にいるんです」「きっと悪い狐が何かが憑りついたんだ」と訴えました。
神職に相談。護符をしたためてもらうことに
困り果てた父は知人の神職男性に相談をして、憑き物を追い出してもらう専用の護符をしたためてもらいました。
それと同時に地元神社の厄除け神札を家中に貼り付けて、母の中から狐を追い出そうとしたのです。
お札と護符に囲まれた生活になり、母はやや安心した様子で落ち着きを取り戻しました。
その直後、祖母が太ももの骨を骨折してしまい、入院することになりました。
その際になって初めて、祖母の痴呆傾向が認識され、祖母はそのまま老人ホームへ入居することになったのです。
母は以前に比べると、驚くほどの長時間睡眠(12時間以上)を取るようになりましたが、私が帰省した頃にはほとんど生活に支障のない状態に回復していました。
護符の効果で憑き物が落ちた母。
私がおそるおそる、その当時の心境を尋ねてみると、穏やかながらもきっぱりと「本当に、全く自分ではそんな荒っぽい言動をしたという記憶がないのよ。他の誰かに身体を乗っ取られて、その間自分は眠り続けていたようなの」と言うのです。
また、「この神札と護符のおかげで、何とか憑き物を落とすことができて本当に良かったわ。でもまだ油断はできないと思うし、狐が帰ってこないうちに、家の取り壊しを考えているのよ」とも言いました。
私がこの時帰省したのは、近い未来に古い家の取り壊しと、同じ敷地内に父母のための新居を建築するから、自分の持ち物の整理をする…という名目だったのですが、こんな背景があったのかと内心でびっくりしていました。
やがて地鎮祭が行われて、新しい小さな家が建ち、父母はそこに移り住んで古い家は跡形もなくなりました。
神札と護符については、作成してくれた神職さんの指示に従って神社に納付したそうです。
新しい家の壁には、いくつか神札が貼られてはいるものの、護符の姿は見えません。
すっかり元気になり、若返ったかと思えるくらい活き活きした母は、以前とは変わって精力的にパート仕事を楽しんでいるようです。
護符はお守りとは違って本物。本当の効力がある
神職の護符によって実母が救われたこの一件以来、私は人智を越えたものの存在やその力に、さらなる畏怖の念を抱くようになりました。
可愛らしいチャームのようなお守りとははっきりと一線を画した、強い効力をもった「護符」は、ここぞと言う本当の大ピンチの時にこそ、頼りがいのある存在だと思います。
逆を言うと、ちょっとした願い事成就のためにみだりに頼るものではないのかもしれません。
護符は、自分の努力だけではどうにもならない強い悩みや危機に対して、まさに切り札のようにお願いするべき強い存在だと考えます。
そういった悩みに苦しんでいる方には、ぜひともおすすめしたいものです。