今回は血液型占いについて簡単にご紹介します。
血液型占いは、「人類をたかが4つ程度に分類できるはずがない」とバリエーションの少なさにより拒否反応を起こす方も多いです。
(特に、B型の人は血液型占いが嫌いな人が多い印象です)
私自身、プロの占い師で血液型占いをメインにしている人を見たことはありません。
しかしながら、大変ポピュラーな占いというのは間違いありませんので、その基本的な事項をご紹介しておきたいと思います。
血液型占いとは。実は歴史は浅く、フランスと関わり深し
血液型占いは、A/B/O/ABに分類される血液型により、性格や相性を占う占い方です。
その起源は新しく、その理由は血液型自体が1900年にラントシュタイナーにより発見されて100年余りしか経っていないからです。
その後、フランスの医師レオン・ブールデンが血液型と性格のかかわりについて提唱し、「血液型と気質」という本にまとめました。
これが、いわゆる血液型占いの元祖であり、職業適性検査などにも利用されました。
さらにその後、フランスの心理学者であるゴークランが「他人を知る心理テスト」という本の中に大々的に取り入れて火が付きました。
血液型占いは、非常に新しく、かつフランスとかかわりが深い占いなのですね。
血液型がA型の人の性格の特徴。長所・短所も
まず、日本人の約35%を占めると言われるA型の人からいきましょう。
A型は一言で言えば慎重で協調性があり、天才肌の人も多い血液型です。
まずは長所から。A型は責任感が強く、粘り強いと言われます。
さらに、マメな性格(几帳面)で協調性に長け、人間関係の構築に強みがあると言われています。
短所としては、頑固でネガティブになりやすい点が挙げられます。
几帳面が行き過ぎ、神経質になりやすいのもA型の悪い特徴です。
想像に難くありませんが、恋愛も慎重派です。
熱するのも覚めるのも遅く、恋愛はじっくり進めるタイプと言われます。
総じて慎重さが目立つ血液型なので、ポジティブとユーモアが運気向上に有効と言われています。
血液型がB型の人の性格の特徴。長所・短所も
次に、B型にいきます。B型は日本人の約25%を占め、経験上B型の人は血液型占いが嫌いな傾向にあります。
B型を一言で言えば、既存の枠にとらわれないアクティブな自由人です。
まず、B型の長所は活発で行動力がある点。
情報収集能力や、アイデア出しにもたけていて、友人も作りやすいと言われます。
短所は、よく知られている通り気分屋であり、気に入らないことがあるとやる気をなくす等です。
怒りやすいこと、そそっかしいことも短所です。
恋愛体質なのもB型の特徴。
恋人が出来ると恋愛最優先になりやすいようです。
B型の開運のポイントは、熱しやすく冷めやすい性格を御し、粘り強く続けることです。
血液型がO型の人の性格の特徴。長所・短所も
次がO型、これは日本人で言えば30%程度を占めます。A型より少なく、B型より多いです。
O型を一言で言えば情に厚く明るい人気者です。
O型はおおざっぱ、等と言われますが、それよりはおおらかといった方がいいでしょう。
O型の長所は、「相手のために」と考える利他心、そしてユーモアや優しさです。人気者になるのもうなづけますね。
プラスもマイナスもある性質として、実は負けず嫌いともいわれます。
短所としては、八方美人になってしまったり、本質よりノリを重視するため後悔しやすいところです。
このように「お調子者」の部分がある点が、O型の欠点だと言われます。
恋愛は非常にオープンで、相手にも優しいと言われます。
A型やB型の運気向上には「弱みを克服する方向」がよかったのですが、O型の運気向上には「強みを伸ばす方向」が推奨されています。
つまり、持ち前の社交性・気配りを意識してやっていくことです。
血液型がAB型の人の性格の特徴。長所・短所も
最後に、最もレアな血液型であるAB型です。AB型は日本には10%程度しかおらず、世界的にも少なめです。
AB型を一言で言えばユニークな個性派です。
A型とB型の特徴を両方備えていると言われ、個性的で冷静、情に流されることがないと言われます。
頭が良く、記憶力が良い人間が多いと言われるのがAB型です。
短所としてはつかみどころがなく、何を考えているのか分からない人ととらえられがちなこと。
また、プライドが高く、失敗を恐れて行動に移すのが苦手ともいわれます。
恋愛は秘密主義で外面的にはまったく何も変わりません。
恋人とさえ甘々ムードにはならない血液型と言われています。
運気向上のポイントとしては、芸術面に目を向けること、考え過ぎないこと(自然体でいること)の2つが挙げられます。
自分でできる血液型占い:まとめ
以上、今回は血液型占いの基本的な考え方について書いてきました。
たった4パターンではどうしても無理があるとはいえ、当たっているところも多いと感じる人が多いのが血液型占いです。
ですので、最近では占星術や四柱推命と組み合わせて使う独自占い(開運占い等と名乗ることが多い)ものも多く出てきています。
まだまだ発展途中の占いですので、平成が終わる今後も「血液型占いの大家」というのが生まれてくるかもしれませんね。