今回も占い師Q&Aです。
前回は「占いで悪いもの(不幸)が見えた場合、どのように告げるか」というQ&Aでしたが、今回は占われた側(お客様)がどうすべきかです。
要は、占い師に嫌なことを言われた時の対処法ですね。
これを聞きたい方は意外と多いんじゃないかと思いまして、なぜかといえば「占い師に嫌なことを言われたので、別の結果を言ってもらいたくて占いジプシーになった」という方のブログがあったからです。(私は、占い関係のブログは結構見ています)
というわけで、「【占い師Q&A】占いで嫌な結果が出たらどうする?」をお送りします。
他の占い師に聞く(※占いジプシー注意)
最初の占い師が力がなく、とりあえずネガティブなことを言えば高圧的に出られる(信じてもらいやすい)ので言った場合。
この場合には、「他の占い師に聞く」も正直効果的ではあります。
後述しますが、ネガティブなことばかりをぶつけてくる占い師に熟練はいません。
ですから、2番目にお願いする占い師を熟練の占い師にすれば、はっきりいって「確度の高い占い」をもらえるうえに、気分までよくなることが多いでしょう。
ただ、これは「占いジプシー」と呼ばれる、占い師を渡り歩く人になりかねない方法。
だからこそ、よほど最悪なことを言われ、かつ相手の(最初に占ってもらった)占い師がダメでリセットしたい場合にのみ使ってください。
一部繰り返しになりますが、まとめます。
以下の3点には十分注意していただければと思います。
- ネガティブなことばかりをぶつけてくる占い師に熟練はいませんので気にしなくていいです
- ただし、「ネガティブ」というより「当たっているけど耳が痛い」場合には気にした方がいいです
- 占いジプシーにならないために、同じ事項で2度占うのは今回だけと決めましょう
開運する
本来、嫌な未来を避けるためのアドバイスをもらうために、占い師に占ってもらったはず。
それなのに対策をしなければならないとは理不尽ですが、そういう時もあるかもしれませんよね。
嫌なことを避ける方法のひとつが、開運です。
占いとは、古来は学問でした。
ですから、スピリチュアルなところももちろんありますが、現実に即した改善もあるのです。
例えば、不安症やネガティブシンキング、他人の悪口を言う、などの行動は間違いなく運を遠ざけます。
逆に、努めて明るく生きるよう考え、他人に優しく接し、陰口を言わないことです。
当たり前のことというか、人間関係論を聞きたくてこのブログに来ているのではないと言われそうですが、これは効果があります。
言霊というのは本当にあります。
ですから、できれば思考まで、出来なければ口から出す言葉は全てポジティブにするくらいで行きましょう。
占い師に嫌なこと(例えば、意中の人とうまくいかない)を言われたとしても、運命は決定していません。
占い師にそんな力はありません。
「そうなりやすい」というスジは視えても、確実な未来は視えません。
ですから、嫌な予言を変えるためには、当事者であるあなたの開運が重要です。
あなたにネガティブなことを言った占い師も、「自分の占いによってあなたが気分を害し、開運行動に出る」ところまで予言していなかったでしょう?
未来は変えられるのですよ。そういうことを言うこと自体、視えていない人の特徴です。
占い結果を信じない
最後です。占い師がこれを言っては元も子もないということを言いましょう。
占い結果を信じない。相手によっては、これが一番重要です。(耳が痛いのではなく、悪意のある、ネガティブで攻撃的な占い師の場合)
そもそも、占いは、未来を予言し「占い師ってすごい」と思われるためにあるのではありません。
ある程度の「なりやすい未来」を視て、「アドバイス」をするためにあるのです。
もし、それがなかったのであれば、それだけで「半人前」の占い師です。
ネガティブなことを言うだけ言って何の責任も取らないということ自体、占い師失格なのです。
そんな占い師の言うことが当たりますか?
……実は、場合によっては当たります。
力のない、ネガティブなことを言う占い師の予言が当たる場合は「2パターン」あります。
一つは、「偶然当たる」場合。例えば、彼氏とうまくいくかどうかという相談なら「はい」か「いいえ」ですから、50%の確率で当たりますよね。
相談者様の話し方によっては、占い師でなくても「脈あり」「脈なし」が分かりますよね?そういうことです。
もう一つが、「貴女が信じることで当たる」場合。これが重要です。
プラシーボ効果(信じて飲めば偽の薬でも効く)の悪いバージョンで、無意識のうちに「信じている方」に寄せた行動をとり、「悪い予感」を的中させてしまうという効果があります。
これは心理学の分野で研究されているスピリチュアルとは関係のない科学的な事実であり、「自己成就的予言」と言われます。
あなたが悪い占い師の言うことを信じると、かえってそのバカ者の予言を当ててしまうんですよ。
いいですか?
ネガティブなことをぶつけられた場合は、無理に信じなくてもいいんですよ、と優しさから言っているのではないのです。
ネガティブなことをぶつけられた場合に、その未熟な占い師の予言を信じるとその予言がかえって当たるので、信じるのはやめてください、と言っています。
嫌な占い師の予言が当たって(場合によってはその者の力が信じられるようになり)、あなたが不幸になる、これは2重の苦しみですよね。
だから、信じてはいけないということです。
まとめ
今日は強い言葉を使いましたが、あまりに不愉快になるような占い結果は信じてはいけません。
もちろん、場合によっては開運や、別の占い師に頼るのもいいでしょう。
特に開運、日ごろから良い言葉を使うということを心がけると運気が上がります。
繰り返しになって恐縮ですが、「言霊」というのは本当にあるのですよ。
「私は○○(←ネガティブワード)だから…」「どうせ○○(←ネガティブワード)だし…」というのは今日で終わりにしましょう。
それでは、また。
紫聖